更年期障害 症状:カテゴリー

更年期障害の症状:発熱

更年期障害の症状の一つとして、発熱が見られる場合があります。
更年期になるとエストロゲンの分泌が減少しますが、視床下部が減少したエストロゲンを補おうとして過剰に働くことによって、自律神経が影響を受け、更年期障害のさまざまな症状が起こります。
自律神経の乱れから起こる更年期障害の症状には、発汗・めまい・手足の冷えなどがありますが、発熱も、このうちの一つだと言われています。
更年期障害の発熱の症状は、更年期障害による血管運動の失調が原因となり、皮膚温度が上昇することから起きると考えられています。
ただ、体温が平熱よりも1度以上高い状態が長く続くようであれば、更年期障害ではなく、ほかの病気が隠れている可能性もありますので、医療機関で診察を受けることをお勧めします。


更年期の不定愁訴と更年期障害

一般的によく使われる「更年期障害」という言葉は、実は俗称であり、正式な名称は、「更年期不定愁訴症候群」と言います。
更年期障害による不定愁訴には、ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状、頭痛・めまいなどの精神神経症状 、肩こり・関節痛などの 運動器官系症状、しびれ・知覚過敏などの知覚系症状 、腹痛・食欲不振などの消化器系症状、頻尿・排尿痛などの泌尿生殖器系症状など、さまざまな症状が挙げられます。
「更年期」と呼ばれる、閉経の前後5年ほどの時期に、これらの症状が出てくると、更年期障害である可能性が高いと言えます。
ですが、更年期に該当する年齢で、不定愁訴があるからと言って、更年期障害であるとは限らないので、注意が必要です。
更年期障害の診断のためには、「更年期に該当する年齢である」こととともに、「さまざまな検査の結果、特定し得る病気が発見されない」ということが必須条件なのです。
更年期の不定愁訴であっても、ほかの病気が潜んでいる可能性も否定できませんので、必ず専門の医療機関で診察を受けるようにしましょう。


更年期の症状:高血圧

更年期に見られる症状の一つに、高血圧があります。
更年期の高血圧には、エストロゲンの減少が関係していると言われています。
エストロゲンの分泌を調整するのは視床下部ですが、更年期になり、エストロゲンが減少し始めると、視床下部は、エストロゲンの分泌を促すことに集中するようになります。
同じ視床下部で調整されている自律神経は、その影響を受けてしまい、不安定になると考えられています。
このため、自律神経によって調整される血圧も不安定になり、高血圧の症状が出る場合があると言われているのです。
このような仕組みによる、更年期の一過性の高血圧の場合は、更年期の時期を過ぎ、体調が落ち着くに従って、安定していくことが多いようですが、まれに本格的な高血圧となってしまうケースもあるようですので注意が必要です。


男性の更年期障害:症状

一昔前までは、更年期障害と言えば、女性に特有の病気だと考えられていました。
最近では、男性にも更年期障害が見られるということがわかってきていますが、男性の更年期障害は、女性に比べてまだまだ認知度は低く、更年期障害の症状を訴えても、単なる疲労や年齢のせいだと片づけられてしまうことが少なくないようなので、特に注意が必要です。
男性の更年期障害の症状は、女性と同様、多岐に渡っていますが、「3大症状」と言われるものは、
不安・不眠・イライラなどの精神症状、
ED(勃起障害)などの性機能障害、
頻尿・残尿感などの前立腺疾患を中心とする尿路症状の、3つです。
更年期の男性で、このような症状が見られる場合は、
男性更年期障害の疑いがあると言えそうです。


更年期障害の初期症状

更年期障害の症状にはいろいろありますが、初期症状として最も多いのは、不眠だと言われています。
そのほか、更年期障害の初期症状として出やすいと言われているのは、頭痛、めまい、動悸、ほてり、倦怠感、関節痛、うつ症状などです。
そのほかの初期症状として、肩こり、腰痛なども挙げられますが、これらは、ホルモンの関係により、男性よりも女性に見られやすい症状のようです。
症状の程度には個人差があり、頭痛や肩こりはあるが、日常生活にはそれほど問題がないという、症状の軽い人もいれば、頭痛や動悸で寝込んだり、うつ症状がひどくて、家事ができなくなったり、外出もままならなくなるほど、症状の重くなる人もあります。
更年期障害と思われる症状が出たら、我慢や無理をしないで、初期のうちに、専門の治療機関で診察を受けましょう。
早期の診断と治療が、更年期障害の改善に最も大切なことだからです。



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