更年期障害 症状:カテゴリー

更年期障害の肉体症状と精神症状

更年期障害にはさまざまな症状がありますが、肉体的な症状と、精神的な症状の2つに分けることができます。
肉体的な症状の代表的なものは、ほてり、のぼせなどの血管反応性の変化で、エストロゲンの分泌の低下によって、脳の自律神経調節中枢の機能が変化して起こると考えられています。いずれも突然に起こり、体から顔や手足へと広がり、発汗、動悸を伴うことが多いのが特徴です。
このほか、肉体的な症状としては、頻尿・尿失禁・閉経後膣炎などの泌尿生殖器症状が挙げられます。
これに対して、精神的な症状としては、不眠、うつ症状などが起こります。
これらは、閉経による女性の性の喪失感、子供の成長による母性の性の喪失感、パートナーとの一体感の喪失などが原因になっていると考えられています。


更年期障害の症状の診断方法:クッパーマン指数

更年期障害の症状の診断としてよく使われる方法に、クッパーマン指数というものがあります。
クッパーマン指数とは、更年期障害の11の症状を、その段階に応じて、強い・中程度・弱い・無しの、段階に数値化して、更年期障害の程度を判断し、更年期障害の診断に役立てるという方法です。
11の症状とは、
血管運動・神経障害様症状、知覚障害様症状、不眠、神経質、憂鬱、めまい、全身倦怠、関節痛・筋肉痛、頭痛、心悸亢進、蟻走感で、症状によっては、さらに細かく具体的な症状についての質問に分かれています。
更年期障害は、クッパーマン指数の数値によって、16〜20は軽症、21〜34は中等度、35以上は重症と診断されます。


更年期障害の症状の診断

更年期障害が疑われる症状にはいろいろありますが、現在はまだ、更年期障害の診断をするためのはっきりとした基準ができあがっていません。

ですので、更年期障害かどうかの診断は、更年期の症状を問診等で確認したり、ほかの病気がないかどうか検査することによって判断されるということになります。

問診では、現在の症状や、最終月経や月経の周期などの月経にかかわることについて、質問が行われます。

検査では、血液検査、内診などの婦人科系の検査、心理面でのテストなどが行われます。

問診や検査の結果、更年期に該当する年齢であり、
更年期と似た症状のほかの病気がないことが確認されれば、
更年期障害と診断されるケースが多いようです。



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